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瀬戸内国際芸術祭2013 3 直島その2ジェームズ・タレル

瀬戸内国際芸術祭2013 3 直島その2ジェームズ・タレル

地中美術館にはいってすぐ、ジェームズ・タレルのコーナーに行きます。
(全面撮影禁止なので映像はネットから拾ってあります。)


『オープン・フィールド』2000年制作
祭壇のような階段の上に、映画館のスクリーンのような感じで青い光が投射されています。青一色です。
200850 106


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階段を昇ると、青い光の絵がが投影されているとばかり思っていた場所に壁面はなく、
青い画面は、青い室内になっていていました。まるで絵の中に入るがごとく、こわごわと中に入ると、そこは中は影が一切なく、遠近感のない青い空間が無限に広がっているのでした。
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静かな、妙に優しい空間でした。

そのなかにしばらくいると、自分の輪郭が無くなってしまうような、この場そのものが自分のような、自我が溶けてしまうような感覚に襲われます。私は青い光かい?


振り返ると、立った今までいた外の空間が、黄色の平らな光のスクリーンに見えます。

また不思議な感覚に襲われます。あのい黄色の画面は何?立った今まで日常という感覚で自分いた場所があったよね?でもまるで嘘みたい。今までの自分はは幻想(マーヤ)?

そしてまたこわごわと黄色いスクリーンに近ずき、青い光の部屋を出ると、またあっという間に日常感覚が戻るのでした。

ジェームズ・タレルの作品は、彼岸と此岸(しがん)への考察というか、

今まで当たり前だとばかりおもっていたそれぞれの日常性が一つの感覚的な慣性にすぎず、積み重なった日常というものは盤石ではなく、今それをあじわっている自分がいるだけなのだということを、身体感覚を持って自覚できるような
仕組みがあるのです。
身体的に五感を使って味わうアートというのでしょうか?

この世(此岸)にいると彼岸は夢のように静かで柔らかく、彼岸にいけばしゃばもまた、一瞬の夢のような移り変わる現象にすぎない実感というのでしょうか?

私は大切なのは今この時刻を味わっている自分なのだ、だから一瞬一瞬大切に味わいながら生きるのが大切なのではないかと改めて思ったのでした。



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