
sacrifice(犠牲)
子供の頃感銘を受けた本に、「ああ無情」 というのがあって、それは言わずと知れたレ・ミゼラブルのことだった。
一番印象に残っているのが、ジャンバルジャンが神父様の大切にされている銀の燭台を盗んだ時に、これはあげたのです。と司祭様は回りに宣言して、銀のスプーンまであげてしまい、小声でジャンバルジャンに囁いたシーンだ。
あなたはこれで生まれ変わるのです、と。
逃亡したジャンバルジャンは、今度はまるで鏡合わせのように、司祭様が自分に見せてくれた慈悲心を、他者に提示始める。それがコゼットの母親に繋がり、コゼットと一緒に住む事になる。
子供の私は、自分が大切なものを犠牲にしてまで(ここでは大事な銀の燭台。質素な司祭様が唯一大切にしている貴重品)だれか大切な人を愛すという行為に、何か深いものを感じたのだろうと思う。
それは魂を持った人間が全員持っている 人間の慈悲心なるものなのだと思う。親が子へ。恋人がパートナーに。他人でも誰か困っている人へ。命や大切なものを犠牲にしてまでも何かを守りたい行為。
人間は自我の層が厚いがために、なかなか実感が取れにくいが、本来どの人も、心というか胸の中に、類い稀なき良心というか慈悲心を持ってると思う。
sacrifice(犠牲)を表現して、私達を泣かせた映画を記します。
ターミネーター2
http://www.youtube.com/watch?v=wrWdY8drTk8</span>">http://www.youtube.com/watch?v=wrWdY8drTk8

言わずと知れたシュワちゃんの代表作。
悪い奴をやっつけた後、自分のヘッドに組み込まれているマイクロチップがまた悪事に使われたらいけない、という事で、燃えたぎる液体窒素(?)の中へ死にに行くシーン。
機械で守るインプットされているから当然なのかもしれないが、それでも機械なのを忘れるくらい、父性的な人間的な
ターミネーターが、最後に明るくガッツポーズを取って無に帰するシーンで、やっぱり胸の奥が疼いて泣きたくなるのでした。
エイリアン3
http://www.youtube.com/watch?v=Qlr-4PECivg</span>">http://www.youtube.com/watch?v=Qlr-4PECivg

最後にエイリアンと戦って勝ったリプリーだが、腹の中にエイリアンの子供を産みつけられた事を知り、そいつが孵化する前に我が身をもえたぎる火砕流の中に投じるシーン。愛する人間を守るためなら我が命など取るに足りず、、、ということか。
ゆっくりと投下して行く間にエイリアンの赤ちゃんが腹を食破って出ようとするが、それを優しくかき抱きながらうっすら笑って落ちて行くのであった、、、、
エイリアン3はトーンも暗くストイックな映画だったが、なにかそのストイックさに宗教色も出ていたように思う。
パッション(メルギブソンの)
http://www.youtube.com/watch?v=glrQXIl_YNs</span>">http://www.youtube.com/watch?v=glrQXIl_YNs

メルギブソンが真実にしたがってリアルに映画作ったらとてつもなく凄絶な受難されたキリスト像になってしまい、物議を醸し出した作品。
キリスト様が馬鹿で迷える子羊の無知な人間どもの為に、されなくて良い拷問されるのも、固唾をのんで見ていたが、お母さんのマリア様の無償の愛が、胸に響く。
母親には、自分が苦難に陥っていなくても、愛する者が苦しんでいるのを、眼(まなこ)を皿のようにして逐一見守り、自らも貼付け獄門になったのと同じ心境で、同じ視線で味わうという、見守りの愛がある。
その最中は手を出さない。出せない。
この雛形は、多分世界中でお母さんの立場の人が愛する我が子や大切な人たちに対して、行われているのではないかしら?
パッションではマリア様をやっていた女優がそういう意味で本当に光っていた。
日常のせわしなさや、先の見えない生活不安から、人はややもすると他人の事なんかかまってられない、自分さえよければいいんだ的な狭いエゴに陥るときがあります。
しかし、そういう時こそ、自分を犠牲にしてまで大切な者を守る気持ちを エゴの奥に人は誰でも持っている事を、
忘れないようにしていたいものです。
映画の中の特別な者だけにあるのではないのです、誰もが、そういう慈愛を胸に持っているのです。
第26回全国和紙画展佳作入賞しました。
期間 2013年10月17日(木)から12月2日(月)
会場 美濃和紙の里会館
アクセスhttp://www.city.mino.gifu.jp/minogami/pages/access</span>">http://www.city.mino.gifu.jp/minogami/pages/access
主催 全国和紙画展実行委員会
後援 文化庁
岐阜県
岐阜県教育委員会
岐阜県紙業連合会
美濃市教育員会
美濃手すき和紙協同組合
(公社)日本和紙絵画芸術協会
全国和紙ちぎり絵サークル
(公財)日本和紙ちぎり絵協会
紙画研究会
NHK岐阜放送局
岐阜新聞・岐阜放送
朝日新聞社
毎日新聞社
読売新聞社
中日新聞社
http://www.city.mino.gifu.jp/minogami/pages/770</span>">http://www.city.mino.gifu.jp/minogami/pages/770
もう始まっていますが、お近くの方、どうぞ御出かけください。

「Garden of the impressionists 2 」私の作品です。
中和ギャラリー
sokeiファイル
連絡、お問い合わせはこちらから

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創形ファイル
sokeiファイル 2013年宙の楽園
どれからもHPに飛びます。




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あなたはこれで生まれ変わるのです、と。
逃亡したジャンバルジャンは、今度はまるで鏡合わせのように、司祭様が自分に見せてくれた慈悲心を、他者に提示始める。それがコゼットの母親に繋がり、コゼットと一緒に住む事になる。
子供の私は、自分が大切なものを犠牲にしてまで(ここでは大事な銀の燭台。質素な司祭様が唯一大切にしている貴重品)だれか大切な人を愛すという行為に、何か深いものを感じたのだろうと思う。
それは魂を持った人間が全員持っている 人間の慈悲心なるものなのだと思う。親が子へ。恋人がパートナーに。他人でも誰か困っている人へ。命や大切なものを犠牲にしてまでも何かを守りたい行為。
人間は自我の層が厚いがために、なかなか実感が取れにくいが、本来どの人も、心というか胸の中に、類い稀なき良心というか慈悲心を持ってると思う。
sacrifice(犠牲)を表現して、私達を泣かせた映画を記します。
ターミネーター2
http://www.youtube.com/watch?v=wrWdY8drTk8</span>">http://www.youtube.com/watch?v=wrWdY8drTk8

言わずと知れたシュワちゃんの代表作。
悪い奴をやっつけた後、自分のヘッドに組み込まれているマイクロチップがまた悪事に使われたらいけない、という事で、燃えたぎる液体窒素(?)の中へ死にに行くシーン。
機械で守るインプットされているから当然なのかもしれないが、それでも機械なのを忘れるくらい、父性的な人間的な
ターミネーターが、最後に明るくガッツポーズを取って無に帰するシーンで、やっぱり胸の奥が疼いて泣きたくなるのでした。
エイリアン3
http://www.youtube.com/watch?v=Qlr-4PECivg</span>">http://www.youtube.com/watch?v=Qlr-4PECivg

最後にエイリアンと戦って勝ったリプリーだが、腹の中にエイリアンの子供を産みつけられた事を知り、そいつが孵化する前に我が身をもえたぎる火砕流の中に投じるシーン。愛する人間を守るためなら我が命など取るに足りず、、、ということか。
ゆっくりと投下して行く間にエイリアンの赤ちゃんが腹を食破って出ようとするが、それを優しくかき抱きながらうっすら笑って落ちて行くのであった、、、、
エイリアン3はトーンも暗くストイックな映画だったが、なにかそのストイックさに宗教色も出ていたように思う。
パッション(メルギブソンの)
http://www.youtube.com/watch?v=glrQXIl_YNs</span>">http://www.youtube.com/watch?v=glrQXIl_YNs

メルギブソンが真実にしたがってリアルに映画作ったらとてつもなく凄絶な受難されたキリスト像になってしまい、物議を醸し出した作品。
キリスト様が馬鹿で迷える子羊の無知な人間どもの為に、されなくて良い拷問されるのも、固唾をのんで見ていたが、お母さんのマリア様の無償の愛が、胸に響く。
母親には、自分が苦難に陥っていなくても、愛する者が苦しんでいるのを、眼(まなこ)を皿のようにして逐一見守り、自らも貼付け獄門になったのと同じ心境で、同じ視線で味わうという、見守りの愛がある。
その最中は手を出さない。出せない。
この雛形は、多分世界中でお母さんの立場の人が愛する我が子や大切な人たちに対して、行われているのではないかしら?
パッションではマリア様をやっていた女優がそういう意味で本当に光っていた。
日常のせわしなさや、先の見えない生活不安から、人はややもすると他人の事なんかかまってられない、自分さえよければいいんだ的な狭いエゴに陥るときがあります。
しかし、そういう時こそ、自分を犠牲にしてまで大切な者を守る気持ちを エゴの奥に人は誰でも持っている事を、
忘れないようにしていたいものです。
映画の中の特別な者だけにあるのではないのです、誰もが、そういう慈愛を胸に持っているのです。
第26回全国和紙画展佳作入賞しました。
期間 2013年10月17日(木)から12月2日(月)
会場 美濃和紙の里会館
アクセスhttp://www.city.mino.gifu.jp/minogami/pages/access</span>">http://www.city.mino.gifu.jp/minogami/pages/access
主催 全国和紙画展実行委員会
後援 文化庁
岐阜県
岐阜県教育委員会
岐阜県紙業連合会
美濃市教育員会
美濃手すき和紙協同組合
(公社)日本和紙絵画芸術協会
全国和紙ちぎり絵サークル
(公財)日本和紙ちぎり絵協会
紙画研究会
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