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幽玄がそこかしこにある風土が生んだ美術とは

幽玄がそこかしこにある風土が生んだ美術とは

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今回の私の個展は、自我を持った自分の奥底にある、日本人としての血の記憶と自分のルーツ確認になると思う。
私の母は石川県七尾の生まれで、そこは宇治橋の絵を描いた長谷川等伯の出身でもある。
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等伯はこの作品に彼岸と此岸という言葉を入れているという事だ。彼岸と此岸を結ぶ宇治橋。賽の河原というけれど、橋で行き来出来る回路を日本人は持っているのだろうと思う。これは暗喩的な橋で実際は幽玄の名の下に混在しているのかもしれないが、、、、

この絵は金箔をたくさん貼ってある。貼る=コラージュという技法はアメリカ現代美術家のロバートラウシェンバーグあたりから一般化したように思われているけど、実は日本は貼る美術はは等伯の活躍した安土桃山の時代からのお家芸だった。
琳派。金箔や螺鈿を貼る技を日本人は持っていた。
私は和紙を貼る仕事をしている。そしてご先祖には加賀友禅や京友禅の職人が何人かおられた。工芸の要素と芸術の要素を掛け合わせたものが、私の和紙のコラージュだ。

北陸の方の魂を育み育てたものに屹立した厳しさを持つ立山連峰や白山がある。

私は今回、改めて意識して、深い日本の深山、金箔に見せた和紙をコラージュして行きます。

日本人の美意識は、日常と非日常がいとも簡単に同居し、幽玄を当たり前のように日常に持つ、日本の風土が育てたのだ。
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dm宛名


2014年早春の個展のお知らせです。


浜田澄子 特別展
Sakura x Sansui


2014年3月17日(月)〜3月29日(土)
11:00~19:00最終日17:00
日曜祝日休廊

中和ギャラリー

〒104-0061
東京都中央区銀座6-4-8 曽根ビル3F
Tel & Fax:03-3575-7620
E-Mail:owner@chu-wa.com


ご高覧頂ければ幸いです。



連絡、お問い合わせはこちらから




中和ギャラリー版浜田澄子ページ

創形ファイル

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