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菅田将暉    そこのみにて光り輝く

菅田将暉    そこのみにて光り輝く

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そこのみにて光り輝く、、、時々、このサントラを聴きたくなります。深々として、あたたかい音。そして、映像もまた見たくなって見入ってしまいます。

原作はいまから30年前に書かれた小説。そこには貧困と介護の老人の性処理でクタクタになった家族がいます。お姉ちゃんの千夏(池脇千鶴)は週三日のイカの塩辛の工場だけでは暮らしていけず、売春や腐れ縁との不倫でお金を稼いでいます。弟の拓児は、刑務所帰りでたまに仕事してはぷらぷらしている家族思いの男の子、しかしお金さえあれば、家族に楽をさせてやれると仕事を喉から手が出るほど欲しがってます。

そこに仕事で部下を死なせて完璧に心は底で這いずっている状態の達夫(綾野剛)が現れるのです。
この達夫の優しさをおそらく拓児はどこか直感で感知したのでしょう、家に食事に誘うところから物語は始まるのです、、、、、


拓児という、人懐こい高潔なまでに無邪気な部分と、怒りの情動で我を忘れてしまうようなエキセントリックなところと両方兼ね備えた少年と青年の狭間の人間を菅田将暉は追い込むように作り込んでます。

まず拓児の歯は真っ黄色で、まだ少年の面影がある片方のほっぺたに、無精髭が多少伸びてます。そのだらしない感じがいかにも幼さと現実にふんずまってじれている感じを出しているのです。
そしてやや舞い上がったような高い声音の函館弁で話すのです。達夫〜達夫〜と。

この映画はどこをどうとっても美しいシーンだらけなのですが、私が一番好きなのはここ。

拓児は、姉に暴力を振るい、姉の女性性をみんなの前でゲスな言い方で侮辱した不倫相手の中島を頭に血が上って刺してしまいます。
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この、怒りが頭まで充満して頭が真っ白になって肩で息をつぐ鬼の恐ろしさ。

そして逃げて兄とも慕う達夫の部屋の前で待つ拓児。
その今人を殺そうと思ったのが憑き物が落ちたように落ち着いた、まるで子供のような顔。
達夫を心から信頼しきった目で見上げる邪気のない顔。
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達夫は拓児をボコボコにした後、泣きじゃくる拓児を両の手でくるみこむようにしっかり抱きしめます。

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もうここらでこちらも号泣です。

良かったね、拓児、優しいお兄ちゃんができて、叱ってくれるお兄ちゃんができて、良かったね。。。。。




見るたびに胸の奥がかきむしられるようになって、つい、ほろっとします。切ないのに優しい、温かい気持ちになるのです。
悲惨な状況にフォーカスすれば立ち行かない現実が覆いかぶさるのだけど、
そこには愛、、があるのです。家族としての愛、男女としての愛。

その深き慈愛がこの映画に奥行きを与え、タイトル名になっています。

珠玉の名作として、平成を代表する邦画と後世伝わっていくでしょう。


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公開日2014年4月19日 (日本)




先日あるイメージをのせました。
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これはこの、2月に行われる個展のイメージなんです。

銀座にGallery Bar Kazimaという、素敵なバーがあります。
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そこでの個展が2月に開催されます。
このお店での個展が決まった時に一番初めにイメージが湧いたのが白い空間にポイントで黒を入れた展開でした。
これは以前の私の個展風景です。
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今は色彩に心を向けていますが、15年前は白黒を長く追求していました。

kazimaに下見に行った時に、ぱっと浮かんだのがこの白いシリーズの個展で、ここにポイントで黒い作品を入れたらしゃれてるかなって。
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NO184 のコピー


黒と白、最高にモダンな組み合わせです。
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さらにここに、白黒の文字、アルファベットとか数字を入れてみようかな、なんて考えてます。

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これは北欧のインテリアショップのカレンダーですが、文字だけってしゃれてますね、こんなイメージの作品作ろうかなって思っています。

さてイメージ通り行きますか。



日時
2016,2,15(月)〜3.5(土)
Gallery Bar Kajima  ギャラリーバーカジマ

tel:  03-3574-8720
adress:  東京都中央区銀座7-2-20 山城ビル2階

Web&Blog gbkajima.jimdo.com
Mail gbkajima@gmail.com

営業時間 14:00~24:00  日曜・祭日休み


作家在廊日 月曜日金曜日午後3時より10時まで

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ご高覧いただけたら幸いです。




美の精鋭達

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会期時:
2月2日(火)13:00〜 通常は10:00〜18:00
最終日は16:00まで
場所
☆横浜市民ギャラリー
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住 所〒220-0031 横浜市西区宮崎町26番地1

連絡先TEL 045-315-2828 / FAX 045-315-3033


市民ギャラリーHP http://ycag.yafjp.org/</span>">http://ycag.yafjp.org/



『出品作家』
田辺 修  豊崎 旺子
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藤下 覚 浜田 澄子
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風見 規文 小原 義也
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片桐 とみか 関 仁慈
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安木洋平 渡邊博
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上野謙介581920_927878390635427_2545404711530293848_n.jpg




コンセプト
【アートのある暮らし】とは何ぞや。
ここに集いし者達は己と向かい合い
【美】を愛でる精鋭たちである。
個々の抽出した心象風景を真摯なまでに
キャンパスに叩きつけている。

抽象の父・カンディスキーの時代より凡そ100年経つ今。
抽象絵画の限界に挑む11名の選ばれし芸術家の魂が
皆様の心に届くメッセージとなることを切望しながら
ご高覧・ご高評をお待ちしております。

< 企画> 浪川 恵美




キュレーターの浪川エミさんの企画です。



初日、17時より即興Liveが予定されています。
詳細、改めてupします。



先日逝かれた敬愛するデヴィドボウイに愛をこめて合掌
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https://www.youtube.com/watch?v=bc_kPLYPTwI</span>">https://www.youtube.com/watch?v=bc_kPLYPTwI
  19分くらいからが一番きます。





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中和ギャラリー版浜田澄子ページ

創形ファイル

sokeiファイル 2013年宙の楽園

どれからもHPに飛びます。









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