
慈しみの雨と書いて慈雨(じう)と読む
慈しみの雨と書いて慈雨(じう)と呼びます。
この言葉を知ったのは、壺井栄の童話、温かい右の手というタイトルのお話でした。
小豆島に生まれ育ち、平林たい子、黒島伝治、小林多喜二などプロレタリア文学の作家とと交流の深かった壺井栄は、
瀬戸内晴美並みの大人の小説も書きましたが、
彼女を作家たらしめたものは何と言っても児童文学だと思います。
24の瞳、柿の木のある坂道、私も子供の頃、岩波の草色の児童文庫でさんざんよみました。
その中にあるこのお話は、宗教一家のお嬢さんである小学生の慈雨ちゃんが、
戦後の貧しい家庭環境に育った故にそのあまりの体力のなさで、遠足に行くとき乗った貨物列車のなかで、
許容オーバーに詰め込まれた人間達によって圧迫死する話なのです。
慈雨ちゃんのお葬式にお母さんと行った主人公の女の子竹子は、
慈雨ちゃんのお母様の言葉、
『慈雨は綺麗な心と綺麗な体で天に召されたのですから幸せです』の言葉に絶句し、泣くのです。
竹子のお母さんは、
泣いていい。泣いてあげなさい、かわいそうだよ、子供がそんな列車のなかで押しつぶされて死ぬなんて、かわいそすぎる
と呟くのです。
その時にそっと主人公の女の子竹子に添えられたお母さんの右手がタイトルになっています。
私は人や存在の死に接した時に、いつもこの小説を思い出します。
どうして大切に思っている存在が、先に逝ってしまうと悲しくなるのでしようか?
慈雨ちゃんのお母さんのように思えないのは何故でしょうか?
命は必ず死ぬのにね。
平等にね。
タイムラグはあってもね。
私は寿命は天の采配と本人の考え方によって変容すると思っています。
ただ唯一無二の存在の喪失は理屈抜きに悲しいのです。理屈じゃないんです。
願わくば、自分と少なからずご縁がある存在には、長生きをしていただきたく思います。



写真は無くなる数時間前のうちのわんこ。
大切な存在の死は胸の奥がチリチリと、悲しみで心が焦げる思いがします。
浜田澄子展- 水の暦(こよみ)


Sumiko Hamada Exhibition -Clepsydra of Nature in Japan
日本の美しい自然は 豊かな水によって作られました。
2016年10月31日(月)〜11月5日(土)
12:00〜19:00(最終日17時まで)
11月3日祝日もオープンいたします。
初日17時よりレセプションをおこないます。
104-0061
東京都中央区銀座6-4-8 曾根ビルF3
中和ギャラリー
tel & fax 03-3575-7620
ご高覧いただけたら幸いです。
6月5日に銀座日本橋に、Art Maii という、現代美術を取り扱うとてもおしゃれなお店が出来ました。

どこかフランスの裏通りの雰囲気、、、、
古い小さな3階建てのかわいいビルを改装してあります。
Art Mallとは?
「アート作品を居住空間に浸透させる」
私たちは銀座で長年ギャラリーを営んでいます。
私たちはけっして著名ではない作家がとても美しい作品を
日々創り続けていることを知っています。
作品の質の高さに比して
手頃な価格であることも知っています。
ところが消費者の皆様とその作品たちの
出会いの場があまりにも少ないことも
知ってしまいました。
私たちはこれらの良質でありながらけっして
高価ではないアート作品たちをひろく国内の
生活空間に行き渡らせたいと考えました。
自分の感性で選んだアート作品と暮らす
ということは日々の生活において
心に潤いを得ることになるだけではなく、
ライフスタイルの転換をもたらします。
アートのある暮らしが日本のスタンダードとなれば、
文化、芸術、そして創造性に目を向ける人が増え、
ギャラリーにも気軽に足を運ぶようになり、
名もなき芸術家たちの存在価値が見直されるはずです。
GINZA GALLERY PROJECT 一同

住所:〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1丁目13-10
電話:03-6262-1522
Mail:info(at)artmall.tokyo ((at)を@に置き換えてお送り下さい)
営業時間:12:00〜20:00
閉館日:月曜日(祝日は営業)
アクセス
【銀座線】三越前駅 A4出口 徒歩3分、【半蔵門線】三越前駅 A1出口 徒歩5分、コレド室町2 地上出口 徒歩0分
簡単なアクセス方法(下記の地図の矢印)

三越改札口を出たらCOREDO室町1へ。地下通路を通り抜けてCOREDO室町2から1階へ出るとすぐです。
銀座のギャラリーが共同で経営しているアンテナショップです。
ビルはおしゃれですし、これから美術市場に革命的な一歩を踏み出すことでしょう。
ここに私の作品が常設しております。


皆様のおいでをお待ちしております!
ぜひ本物を見に来てくださいませ。絵のエネルギーを感じてくださいませ。
連絡、お問い合わせはこちらから

どこからでもホームページにいけます。ご高覧くださいませ。
HPトップ
http://hamadasumiko.justhpbs.jp/index.html
HPアーカイブ
http://hamadasumiko.justhpbs.jp/archive2.html</span>">http://hamadasumiko.justhpbs.jp/archive2.html
新しいページ
http://hamadasumiko.justhpbs.jp/works.html</span>">http://hamadasumiko.justhpbs.jp/works.html
先日逝かれた敬愛するデヴィドボウイに愛をこめて合掌


https://www.youtube.com/watch?v=bc_kPLYPTwI</span>">https://www.youtube.com/watch?v=bc_kPLYPTwI
19分くらいからが一番きます。
ArtAnneRose アート作品ご要望はこちらから。
ArtAnneRose Shop
中和ギャラリー版浜田澄子ページ
創形ファイル
sokeiファイル 2013年宙の楽園
どれからもHPに飛びます。




お好きなのをクリックして頂けると嬉しいです。

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tumler
お花日記
facebook 画家浜田澄子
Facebook版作品だけのページです、説明しっかりしてます。
ネットショップArtAnneRose
この言葉を知ったのは、壺井栄の童話、温かい右の手というタイトルのお話でした。
小豆島に生まれ育ち、平林たい子、黒島伝治、小林多喜二などプロレタリア文学の作家とと交流の深かった壺井栄は、
瀬戸内晴美並みの大人の小説も書きましたが、
彼女を作家たらしめたものは何と言っても児童文学だと思います。
24の瞳、柿の木のある坂道、私も子供の頃、岩波の草色の児童文庫でさんざんよみました。
その中にあるこのお話は、宗教一家のお嬢さんである小学生の慈雨ちゃんが、
戦後の貧しい家庭環境に育った故にそのあまりの体力のなさで、遠足に行くとき乗った貨物列車のなかで、
許容オーバーに詰め込まれた人間達によって圧迫死する話なのです。
慈雨ちゃんのお葬式にお母さんと行った主人公の女の子竹子は、
慈雨ちゃんのお母様の言葉、
『慈雨は綺麗な心と綺麗な体で天に召されたのですから幸せです』の言葉に絶句し、泣くのです。
竹子のお母さんは、
泣いていい。泣いてあげなさい、かわいそうだよ、子供がそんな列車のなかで押しつぶされて死ぬなんて、かわいそすぎる
と呟くのです。
その時にそっと主人公の女の子竹子に添えられたお母さんの右手がタイトルになっています。
私は人や存在の死に接した時に、いつもこの小説を思い出します。
どうして大切に思っている存在が、先に逝ってしまうと悲しくなるのでしようか?
慈雨ちゃんのお母さんのように思えないのは何故でしょうか?
命は必ず死ぬのにね。
平等にね。
タイムラグはあってもね。
私は寿命は天の采配と本人の考え方によって変容すると思っています。
ただ唯一無二の存在の喪失は理屈抜きに悲しいのです。理屈じゃないんです。
願わくば、自分と少なからずご縁がある存在には、長生きをしていただきたく思います。



写真は無くなる数時間前のうちのわんこ。
大切な存在の死は胸の奥がチリチリと、悲しみで心が焦げる思いがします。
浜田澄子展- 水の暦(こよみ)


Sumiko Hamada Exhibition -Clepsydra of Nature in Japan
日本の美しい自然は 豊かな水によって作られました。
2016年10月31日(月)〜11月5日(土)
12:00〜19:00(最終日17時まで)
11月3日祝日もオープンいたします。
初日17時よりレセプションをおこないます。
104-0061
東京都中央区銀座6-4-8 曾根ビルF3
中和ギャラリー
tel & fax 03-3575-7620
ご高覧いただけたら幸いです。
6月5日に銀座日本橋に、Art Maii という、現代美術を取り扱うとてもおしゃれなお店が出来ました。

どこかフランスの裏通りの雰囲気、、、、
古い小さな3階建てのかわいいビルを改装してあります。
Art Mallとは?
「アート作品を居住空間に浸透させる」
私たちは銀座で長年ギャラリーを営んでいます。
私たちはけっして著名ではない作家がとても美しい作品を
日々創り続けていることを知っています。
作品の質の高さに比して
手頃な価格であることも知っています。
ところが消費者の皆様とその作品たちの
出会いの場があまりにも少ないことも
知ってしまいました。
私たちはこれらの良質でありながらけっして
高価ではないアート作品たちをひろく国内の
生活空間に行き渡らせたいと考えました。
自分の感性で選んだアート作品と暮らす
ということは日々の生活において
心に潤いを得ることになるだけではなく、
ライフスタイルの転換をもたらします。
アートのある暮らしが日本のスタンダードとなれば、
文化、芸術、そして創造性に目を向ける人が増え、
ギャラリーにも気軽に足を運ぶようになり、
名もなき芸術家たちの存在価値が見直されるはずです。
GINZA GALLERY PROJECT 一同

住所:〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1丁目13-10
電話:03-6262-1522
Mail:info(at)artmall.tokyo ((at)を@に置き換えてお送り下さい)
営業時間:12:00〜20:00
閉館日:月曜日(祝日は営業)
アクセス
【銀座線】三越前駅 A4出口 徒歩3分、【半蔵門線】三越前駅 A1出口 徒歩5分、コレド室町2 地上出口 徒歩0分
簡単なアクセス方法(下記の地図の矢印)

三越改札口を出たらCOREDO室町1へ。地下通路を通り抜けてCOREDO室町2から1階へ出るとすぐです。
銀座のギャラリーが共同で経営しているアンテナショップです。
ビルはおしゃれですし、これから美術市場に革命的な一歩を踏み出すことでしょう。
ここに私の作品が常設しております。


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新しいページ
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先日逝かれた敬愛するデヴィドボウイに愛をこめて合掌


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19分くらいからが一番きます。
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