
視える人と戊辰戦争
私の亡くなった旦那はは実は視える人だった。
40年くらい前、まだ彼氏と彼女の頃、横浜の実家に遊びにきてくれたことがあって、夏の暑い時だったので私はいそいそとスイカを買いに行った。
帰ったら、犬がやたらに吼えていて、本人が妙な顔でこちらをしげしげと見る。
どしたの?と聞いたら、
いやーあんたいない時、いきなり玄関から入る襖があいて、女の人が覗いたんだよ。
だから俺とっさにお邪魔してますって挨拶したんだけど、
何も言わずこっち見ててさ、犬は吠えるし、そしたらよく見たら髪の毛、日本髪に結っていて、この暑いのに着物着てるんだよ。あれー、おかしいなと思ったら急に消えた。そしたらあんた帰ってきたんだよ。
一体誰に会ったのだろうか?
ちなみにこの襖は私が小さい時、何回かひとりでに開いている。
私は彼ほどはっきりとは見ないけど、数年前の風の強い日、上野にかおりちゃんとまきちゃんと上野の森美術大賞展で賞候補になってそれを見に行った時に、
彰義隊の1人を視ている。
上野の森美術館をでて広場に向かう途中、ちょうど今は噴水か何かある、芸大に行く前の広場のところだ。
ポニーテールをしていて、剣道をやる人のように鎧と袴をはいていた。
後ろ姿で一瞬だったけれど、
まだ17歳くらいの子供に見えた。
、、、彰義隊のことは杉浦日向子の漫画で知っていたから、20年ほど前にお線香あげに供養塔のあるところにいったことがある。それはちょうど西郷さんの銅像の真横にあった。
折り紙だのお地蔵さんだのごちゃごちゃ飾ってある一坪ほどの敷地で、線香臭く、
まだご供養が必要なお方がいらっしゃるような泥臭さがあった。
それが
かおりちゃん達と上野に行った数年前には跡形もなくなっていて、アトレという商業施設になっていた。
大村益次郎、によって、アームストロング砲で、あっというまに鎮圧された彰義隊はまだ子供が多かったという。
勝てば官軍負ければ賊軍の通り、ずっと野ざらしでほっておかれたのを
三河屋さんという商人と上野の寛永寺のお坊さま達が見るに見かねて、荼毘に付したということだ。一番激しい戦闘があったのがちょうど西郷さんの銅像のあたりで、だからそこに供養塔があったのに、無くしてしまって大丈夫なのだろうか?
私は見た辺り野ざらしが非常に長かったようで、みんな気持ち悪がって寄り付かなかったんだそうだ。
それで時の政府の高官が頭を抱えて、
芸術なんて訳のわからないものをやる輩はお化けなんか怖くなかろうと、いうことで、芸大の美大と音大を誘致したのだそうだ。
これは世界文化社の偉い方がおっしゃっていたので間違いは無いと思う。
年に一回、春先寛永寺のお庭を解放してくれるのだけれど、その時には必ず、西郷さんの横に行って、瞑目するようにしています。
幕末は今からもう150年くらい前の話だ。世代にしたら4世代から5世代前か。
ひとりの人格の生成に数世代の血の記憶を想う。
追記1
私が昔見た彰義隊の資料館は2003年3月に閉鎖されたようです。小川さんという、彰義隊の遺族の方がご自分たちで代代引き継がれていたようです。以下
http://sinobazu.extrem.ne.jp/syogitai.html
追記2
戊辰戦争時期、上野寛永寺は非常に広く、近辺一体すべて
上野寛永寺でした。

私が見た広場のあたりも敷地内でした。おそらくアームストロング砲で門を突破されあっという間に鎮圧されたと思います。
応援ありがとうございます。

にほんブログ村

http://blog.with2.net/link.php?1283326imgs-51.fc2.com/a/r/t/artanne/banner.gif" target="_blank">

連絡、お問い合わせはこちらから

どれからもHPに飛びます。




Artをもっと身近に!のコンセプトから生まれましたネットショップ。
ArtAnneRose minne
ArtAnneRose Creema

いままでデザインが良い
かわいい
というスマホケースはありましたが、オリジナルのアート作品をあたまに持ってきたものって、そんなになかったと思うのですね。
アート作品は本当に生活を潤わせます。ほんものならなおさらですけど、しょっちゅう使うものがアートっぽいのって
とても心を豊かにしてくれます。
ぜひよろしくお願い申し上げます。
6月5日に銀座日本橋に、Art Maii という、現代美術を取り扱うとてもおしゃれなお店が出来ました。

どこかフランスの裏通りの雰囲気、、、、
古い小さな3階建てのかわいいビルを改装してあります。
住所:〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1丁目13-10
電話:03-6262-1522
Mail:info(at)artmall.tokyo ((at)を@に置き換えてお送り下さい)
営業時間:12:00〜20:00
閉館日:月曜日(祝日は営業)
アクセス
【銀座線】三越前駅 A4出口 徒歩3分、【半蔵門線】三越前駅 A1出口 徒歩5分、コレド室町2 地上出口 徒歩0分
簡単なアクセス方法(下記の地図の矢印)

三越改札口を出たらCOREDO室町1へ。地下通路を通り抜けてCOREDO室町2から1階へ出るとすぐです。
銀座のギャラリーが共同で経営しているアンテナショップです。
ビルはおしゃれですし、これから美術市場に革命的な一歩を踏み出すことでしょう。
そこに作品が常設しておりますので
お近くに亜出かけの際はどうぞお立ち寄りくださいませ。



皆様のおいでをお待ちしております!
ぜひ本物を見に来てくださいませ。絵のエネルギーを感じてくださいませ。
先日逝かれた敬愛するデヴィドボウイに愛をこめて合掌

ArtAnneRose アート作品ご要望はこちらから。
ArtAnneRose Shop
中和ギャラリー版浜田澄子ページ
創形ファイル
sokeiファイル 2013年宙の楽園
絵だけ見られるページです。画像をクリックしてくださいませ。
tumler
お花日記
facebook 画家浜田澄子
Facebook版作品だけのページです、説明しっかりしてます。


40年くらい前、まだ彼氏と彼女の頃、横浜の実家に遊びにきてくれたことがあって、夏の暑い時だったので私はいそいそとスイカを買いに行った。
帰ったら、犬がやたらに吼えていて、本人が妙な顔でこちらをしげしげと見る。
どしたの?と聞いたら、
いやーあんたいない時、いきなり玄関から入る襖があいて、女の人が覗いたんだよ。
だから俺とっさにお邪魔してますって挨拶したんだけど、
何も言わずこっち見ててさ、犬は吠えるし、そしたらよく見たら髪の毛、日本髪に結っていて、この暑いのに着物着てるんだよ。あれー、おかしいなと思ったら急に消えた。そしたらあんた帰ってきたんだよ。
一体誰に会ったのだろうか?
ちなみにこの襖は私が小さい時、何回かひとりでに開いている。
私は彼ほどはっきりとは見ないけど、数年前の風の強い日、上野にかおりちゃんとまきちゃんと上野の森美術大賞展で賞候補になってそれを見に行った時に、
彰義隊の1人を視ている。
上野の森美術館をでて広場に向かう途中、ちょうど今は噴水か何かある、芸大に行く前の広場のところだ。
ポニーテールをしていて、剣道をやる人のように鎧と袴をはいていた。
後ろ姿で一瞬だったけれど、
まだ17歳くらいの子供に見えた。
、、、彰義隊のことは杉浦日向子の漫画で知っていたから、20年ほど前にお線香あげに供養塔のあるところにいったことがある。それはちょうど西郷さんの銅像の真横にあった。
折り紙だのお地蔵さんだのごちゃごちゃ飾ってある一坪ほどの敷地で、線香臭く、
まだご供養が必要なお方がいらっしゃるような泥臭さがあった。
それが
かおりちゃん達と上野に行った数年前には跡形もなくなっていて、アトレという商業施設になっていた。
大村益次郎、によって、アームストロング砲で、あっというまに鎮圧された彰義隊はまだ子供が多かったという。
勝てば官軍負ければ賊軍の通り、ずっと野ざらしでほっておかれたのを
三河屋さんという商人と上野の寛永寺のお坊さま達が見るに見かねて、荼毘に付したということだ。一番激しい戦闘があったのがちょうど西郷さんの銅像のあたりで、だからそこに供養塔があったのに、無くしてしまって大丈夫なのだろうか?
私は見た辺り野ざらしが非常に長かったようで、みんな気持ち悪がって寄り付かなかったんだそうだ。
それで時の政府の高官が頭を抱えて、
芸術なんて訳のわからないものをやる輩はお化けなんか怖くなかろうと、いうことで、芸大の美大と音大を誘致したのだそうだ。
これは世界文化社の偉い方がおっしゃっていたので間違いは無いと思う。
年に一回、春先寛永寺のお庭を解放してくれるのだけれど、その時には必ず、西郷さんの横に行って、瞑目するようにしています。
幕末は今からもう150年くらい前の話だ。世代にしたら4世代から5世代前か。
ひとりの人格の生成に数世代の血の記憶を想う。
追記1
私が昔見た彰義隊の資料館は2003年3月に閉鎖されたようです。小川さんという、彰義隊の遺族の方がご自分たちで代代引き継がれていたようです。以下
http://sinobazu.extrem.ne.jp/syogitai.html
追記2
戊辰戦争時期、上野寛永寺は非常に広く、近辺一体すべて
上野寛永寺でした。

私が見た広場のあたりも敷地内でした。おそらくアームストロング砲で門を突破されあっという間に鎮圧されたと思います。
応援ありがとうございます。

にほんブログ村




連絡、お問い合わせはこちらから

どれからもHPに飛びます。




Artをもっと身近に!のコンセプトから生まれましたネットショップ。
ArtAnneRose minne
ArtAnneRose Creema

いままでデザインが良い
かわいい
というスマホケースはありましたが、オリジナルのアート作品をあたまに持ってきたものって、そんなになかったと思うのですね。
アート作品は本当に生活を潤わせます。ほんものならなおさらですけど、しょっちゅう使うものがアートっぽいのって
とても心を豊かにしてくれます。
ぜひよろしくお願い申し上げます。
6月5日に銀座日本橋に、Art Maii という、現代美術を取り扱うとてもおしゃれなお店が出来ました。

どこかフランスの裏通りの雰囲気、、、、
古い小さな3階建てのかわいいビルを改装してあります。
住所:〒103-0022 東京都中央区日本橋室町1丁目13-10
電話:03-6262-1522
Mail:info(at)artmall.tokyo ((at)を@に置き換えてお送り下さい)
営業時間:12:00〜20:00
閉館日:月曜日(祝日は営業)
アクセス
【銀座線】三越前駅 A4出口 徒歩3分、【半蔵門線】三越前駅 A1出口 徒歩5分、コレド室町2 地上出口 徒歩0分
簡単なアクセス方法(下記の地図の矢印)

三越改札口を出たらCOREDO室町1へ。地下通路を通り抜けてCOREDO室町2から1階へ出るとすぐです。
銀座のギャラリーが共同で経営しているアンテナショップです。
ビルはおしゃれですし、これから美術市場に革命的な一歩を踏み出すことでしょう。
そこに作品が常設しておりますので
お近くに亜出かけの際はどうぞお立ち寄りくださいませ。



皆様のおいでをお待ちしております!
ぜひ本物を見に来てくださいませ。絵のエネルギーを感じてくださいませ。
先日逝かれた敬愛するデヴィドボウイに愛をこめて合掌

ArtAnneRose アート作品ご要望はこちらから。
ArtAnneRose Shop
中和ギャラリー版浜田澄子ページ
創形ファイル
sokeiファイル 2013年宙の楽園

tumler
お花日記
facebook 画家浜田澄子
Facebook版作品だけのページです、説明しっかりしてます。

- 関連記事
-
-
風呂敷が縮む 2019/03/19
-
一つの転機 2019/03/10
-
久しぶりの更新 2019/03/09
-
いまわのきわってどんな感じ? 2018/06/05
-
その後 2018/05/14
-
ちょっとした悩み 2018/05/14
-
サイパンのお店 Salty's Bar 2018/04/30
-
視える人と戊辰戦争 2018/01/27
-
汚部屋と白い部屋 2018/01/16
-
ビワと絵 2017/07/07
-
2017年折り返し点です。 2017/06/10
-
米国からの贈り物 2017/06/08
-
今昔物語 2017/05/09
-
地下鉄の壁 2017/04/22
-
道志道の駅 2017/02/08
-
スポンサーサイト