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亡くなった日のこと

先日長男の結婚式のことを書きましたが、どこの親御さんでもそうでしょうが、万感たるものがあります。

節目でもあり、良い機会なので書いておきたい事がありました。

、、、、旦那さんの亡くなった日のことです。



。。。。辛いこと
生々しいことがお嫌いな方は
この先はスルーでお願いいたします。


没後約20年経って、子供の結婚式まで来て、ようやく書けるようになったようです。






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今35歳前後の方は、この表紙を見て懐かしいんじゃないかな。

じゃじゃまるポロリ、ぴっころで有名な「お母さんと一緒です」という月刊誌です。

2000年あたりはミドファドそらおを経てアネムとかじゃなかったかしら?

当時この雑誌はうちのデザイン会社でまるごと一冊作っていました。

なぜ丸ごとと書いたかというと、20年前は丸ごとでも、今は数社の会社が分業で一冊の月刊絵本を作るのですって。


当然とても忙しかったですが、そのなかでも忙しいのが年末でした。


2000年12月、小さいデザイン事務所でも
2月号、3月号、と年末は正月休みがあって印刷所とお休み取るので、先送りしなくてはならない原稿が山のようにあってかったりして、とても忙しいのです。


この頃
写真がデジカメが主流になる直前で、雑誌を作る上で重要な写真の取り込みを、ポジフィルムで撮影してました。

今は骨董品になりましたが4の5、36、35mmと、アナログなカメラはどこのデザイン事務所にもあったし、カメラマンの方もポジフィルム使ってらしゃいました。

うちはデザイン事務所ですからエプソン複合機があって、ネガもポジも全部マックにつなげフォトショップて取り込みができましたが、雑誌一冊に使う写真は膨大な量でした。

おまけのシールのところまで作っていましたからね。


旦那さんは寝袋持参で膨大な量の写真をフォトショで選択し、それを使って頁レイアウトを行なっていました。


私は家計のために
六本木のフレンチのデリバリーのバイトを午前中3時間してから
午後は家業の手伝いをして、夜は
個展の準備で忙しくしていました。

三人いる子供のうち、当時高校生だったお姉ちゃんに五歳の末子の保育園のお迎えをお願いして
私は19時頃帰ってごはん作ってました。旦那さんは23時まで仕事してましたっけ、私も子供寝てから夜中、作品作ってました。


。。。。印刷業界の掻き入れ時の年末はすれ違いが続きました。
当時目黒に自宅があって

事務所は代官山と渋谷の間にあったのですが


私が食べ物を作って事務所に行くと、旦那さんは不在で自宅に戻っていて子供と銭湯に行ったりしていて、

私が自宅にいるときは業務が忙しくて帰ってこれないで

最後の一週間は全く会えませんでした。



、、、もし会えていたら運命を回避できたかも知れないけれど
残酷なくらい
すれ違いが続きました。

2000年12月24日、クリスマスの日、
すれ違いばかりで何日か会えなかった旦那さんがBMW1000cc モトクロス型のバイクで夜なか帰ってきました。

うちは通勤用にモトクロス1000ccと、戦車のような真っ黒な頑丈な1000cc のBMWと
二台あって

慎重な旦那さんはほとんど万が一の時に
身体を守る
戦車のようなBMW
に乗っていたのに

当日はなぜかモトクロスの1000cc に乗っていたのです。

、、、、モトクロス乗ったことがある方ならわかるかも知れませんか
あれは急ブレーキ踏むと
跳ねます。

24時ごろ戻ってきて、子供たちの誕生日プレゼントを置いて、事務所に戻ると言うのです。

私はえっまた事務所いくの?と聞いて
でも校了ならしようがないのか、と諦めて

それでも唇を
人差し指でなぞって
大丈夫?とききました。

水炊き用意してあるけど先に子供食べさしたよ。明日
終業式だよ。クリスマスだし、一緒に飲もうと思ってワイン買ってあるよ。

でも締め切りを複数持っている旦那さんは事務所に戻ってしまいました。

私は何故か身体が動かなかった。

いままでは当時はセレナだったけど、旦那さんが帰ってきたときは
後で車で事務所まで送っていた。

だけとこの日は動けなかった。窓から
旦那さんがバイクよれよれしながら
乗るところを見ていました。


子供を寝かせて
新年度の個展の案内状を書いていた
午前一時ごろ、広尾病院から
旦那さんが交通事故にあったので
すぐきてくれと
連絡があったのです。

私は
心配のあまり怒ってやったな。と思ってました。

でもパニクって保険証がどこにあるかわからなくて、それは健康家族であまり病院のお世話にならなかったせいもあるのですが

保険証が見つからないと警察の方に訴えたら
なくてもよいからとりあえず
広尾病院に行ってください
というので
夜中車を出したのです。

処置室という所に行ったら
旦那さんが寝ていたので
先生に
どんな塩梅ですかーと聞いたら、研修医の若い先生でしたけど
もう息をしてらっしゃいませんと申し訳なさそうに言われました。

は?です。

だってほん少し前に会ってますから。
また、目の前の旦那さん、寝てるみたいなんですけど、
えっ息してないの?

えっえっ
えっ

先生が言いにくそうにおっしゃるのです、肺が潰れてますと。


後で死体検案書が届くまで
死体検案書というのは病院で亡くなった人は死亡診断書がもらえるのですが
路上で亡くなると発行してもらえないのです、だから板橋区までいって書類もらってこなければいけないのですが

病院で27万くらい色々やってくださったようなのですが
正直手抜きしたのかなくらいに思っていました。

だけど後日その死体検案書を見たら、納得しました。
タクシーにタスキに轢かれて
肋骨は六本折れ、肺は潰れて
蜘蛛膜内出血も起きていた、

見た目は眠っているような感じでしたが
これでは助からないと思いました。

そう、交通事故でしたが、一瞬で車に轢かれたらしく、見た目は外傷がなく、寝ているようだったのです。
、、、しかし、トランクスが、あんなのは初めて見ましたが、パブアくんとか、ターザンのように、ギザギザになっていました。




深夜病院に着いてから数時間で、温かかった旦那さんの体温がだんだん下がってきて、またパニクり状態になりました。

とりあえず、仲良しの友達に何人か真夜中電話して
助けを求めました。

友達に電話する時公衆電話からでしたが、足元から砂が崩れるような恐ろしさを感じて絶望しました。

あるお友達は
三時頃駆けつけてくれて嫌な顔するどころか、良く頼ってくれた!とおっしゃってくれて
病院の支払いから子供たちのおむかえから
動いてくださいました。

また同じく駆けつけてくれた別のある友達は、やはりよく連絡くれたと言ってくださって緊急連絡引き受けてくれました。


何人か友達に連絡して、みんなすごく動いてくれた。

私も旦那さんが最後に命をかけて入稿したかった版下は、何が何でも送ってやらないとだめだと、以前うちにいた社員さんに連絡して朝来てもらいました。

みな蒼白な顔をしてものも言わず手伝ってくれた。


そして講談社のお母さんと一緒の編集部の皆さん、

亡くなる前の日まで一緒に会議とかしていた戦友のような皆さんが、同じように驚き悲しんで、

お葬式の手伝いを申し入れしてくださいました。




今もそうなのですが心ある人達が

私をいつも助けてくださるのです。

本当にありがとうございます。


、、、、お葬式は友引というものにひっかかったので少し先になると言うので、それまで真冬の事ですし、自宅に置かせていただくことになりました。

   


続く。





個展のお知らせ
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制作、仕事、家の事、、、、と日々時間に追われて生きている私ですが、忙しくなればなるほど時間が光の粒々のように感じられて、輝きだします、、、ぼんやりする一瞬も含めて一分一秒が濃密になって、輝きだすんです。
そういう状態を、私は光の粒の時間と名をつけました。
今年はどんな個展になるでしょうか。。。。。?



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