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お葬式

お葬式

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本日搬入してきましたよ。

今年はリノベーションから倉庫引き上げ、マンション大補習、長男長女の結婚式が続き、とても忙しかったです。


その忙しいなかで決まった子供の結婚式に関しては、


どこの親御さんもそうですが万感の思いです。


それで、節目でもあるので、旦那さんが亡くなった時のことを昨日書きました。

、、、、書くのに20年の時間がかかりました。


、、、、その続きではないですが、今日はお葬式のことを書こうと思います。

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。。。。辛いこと
生々しいことがお嫌いな方は
この先はスルーでお願いいたします。
没後約20年経って、子供の結婚式まで来て、ようやく書けるようになったようです。





、、、、、
うちは交通事故だったので
司法解剖のお話がありました。

とりあえず任意ですがお願いしました。

それが終了して
信濃町の慶應病院からご遺体が棺ごと戻ってきた時、
友引に引っかかってすぐには葬式ができませんでした。

その時斎場の冷凍が効く霊安室に置くか、自宅に置くか選択がありました。

当然ですが家族は自宅を選び

葬儀会社のご厚情もあって、

突然の死だったので少しでも家にいていただきましょうと

ただし絶対棺の小窓を開けて触っちゃいけませんと念を押された上で


葬式まで自宅で安置することを許してもらいました。


愚かなわたしは葬儀社の人がいなくなったら当たり前のように小窓を開け、触ったりしてしまいました。


慶應病院からは浴衣を着て戻っていたのですが


きっちり着せてあった浴衣がそんなことをしたせいではだけてのど元から胸が見えました。


。。。。そこには映画フランケンシュタインのような、畳針で縫ったような荒くて太い縫い目があり、


確かに焼いてしまうだけだから傷跡なんで気にしないのだろうけど


見た瞬間わたしは頭がいかれて

またヒステリーになってしまいました。

キチガイになったわたしを見て、高校だった長女は真夜中家出をしてしまいました。

弟や親戚が青ざめて暗い通りに出て捜索を始めました。

お姉ちゃんは山手通りをトボトボ歩いているところを弟が自転車で見つけてくれました。

、、、聞いたら私がヒステリーになったので居場所がなくて

お父さんに会いたくて
当時代官山にあった事務所に行こうと思ったのだそうです。

5歳の末子は毎日パンツ一丁で真冬にもかかわらず(保育園育ちは薄着なのです」

ガードレールのところに乗っかって

腕組みをしながら通る車を睨みつけながらバカヤロウと叫んでいたそうです。

自宅のお通夜にきた友達が教えてくれました。



、、、、この子は
お父さんが亡くなった日から
自分の性器をパンツから出して
人に擦り付けるような行為をしていました。

幼いながらにショックで原始的なことをするのだろうかと
大人たちは話しました。

お葬式の当日はそれまでバカヤロウと車に言うだけでおとなしかったのに
急にヤダヤダヤダといいだして
逃げ回っていました。

弟や親戚の男の人たちが追いかけ回しても
猿のように敏捷で、
アパートの二階の外階段の鉄柵にしがみつくわ、誰彼構わず噛み付くわで

硬く外階段の鉄枠を握りしめている小さな指を、一つ一つ折り曲げるようにして手を剥がし
大人の男の人6人ががりで暴れるケモノのような五歳児をお神輿のように担いで葬式に行く車に乗せました。


みな汗だくで疲れ果てました、、、、。



この子は後で聞いたらそのときのことはなにも覚えていないそうです。

葬式会場ではつきものが落ちたようにおとなしくしていました。

これはきっと私がヒステリーになったので子供は感情解放ができなかったのだ、、、

私は後日

それを申し訳なく思いました。



だからこそ、新しい生活が始まったら、

順番に訪れる思春期の嵐を
受け止めてあげようと思ったのです。



そう、それから20年たって、 三人のうちの二人の子どもは今年結婚式を挙げました。


父親と母親と
二つの車輪でようやく3つの命を育て上げてるところを、交通事故で亡くなって片車輪になって、
やはり大変でした。

わたし自身が心許無く

グラグラと大変で、多少のまともになったのはこの10年です。

子どもや作品や仕事があったから人型を保てていましたが、下手をしたら壊れるところでした。


グラグラと凹んでいるわたしに

死別だろうが離婚だろうが理由はどうあれ、一人になっても子供を育てていかなければならないのだから、

気持ち切り替えて頑張れ!檄を飛ばしてくれたのはシングルマザーの友人達でした。



それと、
当時私が自分に戒めていたのが自分が頓死しないことでした。

、、、だってお父さん早死、お母さん屯死では子供に禍根を残します。

私は逆算して、末の男の子が旦那さんが亡くなった時の私の年齢になった時
それは私が42歳なのですが

わたしは幾つなのだろうかと
計算したら78歳でした。

わたしは旦那さんが亡くなった時、とても両方の親に助けていただいたので
わたしもこのくらいは生きて
子どもの精神のよりところになりたいです。




時は巡って
今年の長男の結婚式の直後、子供とそのお友達が遊びに来た時に、なんかわけのわからない写真を撮りました。

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、、、これ何なんでしょう?



全くわからないのですが、
不思議と嫌な感じはしません。だってとても明るいのですもの。


私が旦那さんの魂が子供を祝福しに現れたと思っています。笑。

令和に入って大きな山を超えたような感じです。

これからどうなるかわかりませんが、前を向いてがんばっていきたいです。

個展きてね。







個展のお知らせ
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制作、仕事、家の事、、、、と日々時間に追われて生きている私ですが、忙しくなればなるほど時間が光の粒々のように感じられて、輝きだします、、、ぼんやりする一瞬も含めて一分一秒が濃密になって、輝きだすんです。
そういう状態を、私は光の粒の時間と名をつけました。
今年はどんな個展になるでしょうか。。。。。?



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クッション
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