明治40年の蒔絵の小皿

明治40年というと約１２０年前ですか。








益田さんというお宅で、本家でしょうか、保管されていた小皿が来ました。


手に入れた漆の蒔絵小皿は数枚だけおろして日常で使ってます。


残りはしまってある。


使ったらすぐ洗って柔らかい布で拭いて和紙であたりがつかないようにして教えられた通りに大切に使っていたのに

一枚欠けた！涙。





いつ欠けたかなんで欠けたか全然わからない。


食器戸棚の中に破片はありました。

ちょっと怖いので一部プラスティックのお椀を少し使うことにした。全部でなくて一部だそうです。




少し気がラクー！


これは明治40年の漆のお皿なので
やはり木がもろくなってるのだろうか？
美しいけど100年以上前の漆器だ、、、、、。


でも使う。

使って愛おしむ。


せめて保管をと思って、考えた結果が、横浜の母が死ぬほど作って送ってきてある信玄袋に一つずつ下ろしてあるのをいれることにしました。








欠けたところは黒く塗って目立たないようにした。


ピンセットで欠けたのをくっつけようとしたけど難しくて断念。


欠け椀は縁起が悪いと鬼龍院花子の生涯で岩下志麻演じるところのお母さんが怒っていた。


でもそれ陶磁器の話でしょう。漆の木の器は関係ないのじゃないかな。


だから使って大切にします。











制作、仕事、家の事、、、、と日々時間に追われて生きている私ですが、忙しくなればなるほど時間が光の粒々のように感じられて、輝きだします、、、ぼんやりする一瞬も含めて一分一秒が濃密になって、輝きだすんです。
そういう状態を、私は光の粒の時間と名をつけました。
今年はどんな個展になるでしょうか。。。。。？


お友達の結婚の祝いの作品

新居祝いとかにいかがでしょうか？



同じような絵はまだ４点ございます。
１　内在の土地A





２　内在の土地B


３　内在の土地C




４　内在の土地D





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