
冊子の話9(完)、物事の成立する不思議


冊子は、まったく自分のあずかりしらないところであれよあれよと言う間に具現化した。
2018年四月の立川のたましんギャラリーの個展からスタートした話しだ。
立川のたましんギャラリーの話を持ってきたのは
国立市の宇フォーラムで、はじめ私は迷ってた。
2018年秋に個展が控えている。
立川は郊外だし、人が来るかどうかも心配で、
経費も企画だとはいえ搬入搬出、案内状切手とそれなりにかかるだろう。
一番は人手で、ここは銀行だから5時には出なくてはいけないけれど.40点ばかりの作品を時間内にに展示し終えるには少なくとも手伝いが最低3人はいる。
また会期の直後に舞踏家の藤井マリさんとの約束のコラボも入っていた。
色々考えたあげく、これは断ろう、でも話を持ってきた宇フォーラムさんに悪いから、後釜の作家を探して紹介しようと思って、お友達の作家でたましんギャラリーでやったことなくて、ある程度の大きな作品を持っている大平奨さんに、あなたやらない?と持ちかけてみた。
「えーっやればいいじゃないの。」
「手がないんだよ、みんな忙しくて手が確保できない。私1人じゃ無理だ。」
「俺手伝うからやりなさいよ」
「!マジですか?」
と、そのうち仲良しの藤原ヨシさんも、ご主人と手伝えることになり、地元のギャラリーのDODOの荒瀬さんも時間限定でも身体があくことになった。
はじめ予定が立たなかった人手が、解消した。

仕事の方も会期中は夕方からの勤務していただき、ギャラリー不在の時間を減らせた。
結果なんと200人弱の方が見てくださった。

評論家の宮田さんがとても丁寧見てくださり、浜田さん、これ冊子作りましょうともちかけてくださり、まごまごしていたら資料をたくさん送ってくださった。
美術家の彦坂尚嘉氏が具体的な冊子の枚数から紙の種類から、たたきを提示してくださり、デザインや芸術のことや冊子のコンセプトについて、ずいぶんご教示してくださった。
それはなんとなく私のイメージせていた冊子と同じだった。
書き手が作品をキチンと見た上で書いた心のこもった文章と、
イノチを削りながら作った作品とのコラボレーション。
だから今までの評論家の方が何かで頼まれて書いたのは全部削った。
デザインレイアウトもとても大切で
まず収めるべき写真が重要なのだけど
はじめカメラが趣味の私より良いカメラ持っている未子に撮ってもらったけど、
彼は広角とか持っていないので会場が全て収まる写真がどうしても撮れなかった。
どうしたら良いだろうかとお友達の写真の糸崎公郎さんに相談したら、俺撮ってあげますよと気軽に引き受けてくださりわざわざ藤沢から出てきてくれて、あっと言う間に撮ってくれた。
その写真や今までの写真を元に自分でレイアウトのラフを作り、プリントアウトして仮冊子にしていろいろな方に意見や訂正箇所をいただいた。


そうやってできたものを現職のデザイナーの子供におかしいところ直して、全部振った。
ずいぶん無理をさせて手を入れてくれて
出来上がった第一校は色校正をみたら紙がペラペラなのか気になったので紙を厚くした。
表紙の画像がが真っ暗だったので明るくし、ところどころの写真を差し替えて
、、、、、ようやくできたのです。
出来上がったものは
自分で言うのもなんだけど
美しいです。
皆さまの言葉がまず美しい。
それぞれがそれぞれの視点で書いてあり、それが合わさると結晶のように多角的にキラキラしているイメージがある。
こう深閑としたところで洗練された空気が流れるなか、清らかに作品を堪能できる印象です。







これを個展会場にも置きます。
ぜひお手にとってご覧ください。

またお分けもしています。メッセージ等で問い合わせください。1200円プラス送料です。
今回の冊子作りでは、物事の成立する不思議を感じます。
皆さまありがとうございました。
お友達の結婚の祝いの作品
新居祝いとかにいかがでしょうか?

同じような絵はまだ4点ございます。
1 内在の土地A

2 内在の土地B

3 内在の土地C

4 内在の土地D

絵の大きさ30センチ正方形 50センチの白い立体フレーム付き 各70.000円
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