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佐藤洋一氏と三浦春馬氏のこと

佐藤洋一氏と三浦春馬氏のこと

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佐藤洋一氏と三浦春馬氏のこと
令和2年、
うちには男の子の孫が二人も生まれて
生の素晴らしさを堪能する日々だが
7月18日に
俳優の三浦春馬さんが首を釣って自死されて、
心にヒビが入り
痛くてたまらなかった。



親近感は持っていたけど
別段コアなファンでもなかったけど
御供養代わりに改めて拝見させていただいた映画やドラマや舞台やTVの番組ががクオリティが高くて
こんな努力して努力して努力して、謙虚がなお人柄の、将来もいくらでも希望に満ちていたビジュアルの美しい青年が
なぜ自死を選んだのかということに
心が痛んでしようがなかった、



男の子の30歳と言ったら、これからじゃんね。
結婚して子供ができて、仕事も
いよいよ油がのってきて、、、
そのときに
絶望して死を選んだということが
世の中の無常を煽ってしまった、




そしてもしかしたらと思ったのが
三浦春馬氏はアーティストとして、死をもって生を輝かせようとしていたのではないかという仮定だった。
彼はエンターテインメントの世界で7歳の頃から
23年間も生きていたプロだった。
そして私が御顔を拝見させていただいて思ったのがこの2年くらい、
心と身体がくっついていなくて
分離していた。



喩えていうならばパペットを操る
人形師みたいな感じ?



これはキツいと思った。



心と身体が離れているので
海の中をスローモーションで歩くように、
身体が重いことだろう。



頭は冴えまくっているので
そんな自分を
俯瞰で見て、
クールに笑うことだろう。



でも仕事の時は
社会人をしなくてはいけないので、普通の常識的な反応をしなくてはいけないので
とてもキツいだろう。


本当は人はだれでも死ぬのだから、安心して、生の自分をただ高めて堪能すれば良いだけだった。
しかし


分離のある人にとっては生の実感が取りづらいので
自分の人生に死という闇を与えることで生をきわだたせるという、ヘッドトリップ的なことをしないと
レゾンデエトル、自分の存在意義が実感できなかったのかもしれない。



それで思い出すのが茅場町のギャラリーの佐藤洋一氏で
彼は2008年早々、自分の主催するギャラリーで、芸大院生のグループ展の最中、遺書を7通か8通残して
首を釣って死んだ。


私は彼が亡くなる10日前、2007年12月にここで個展をさせていただいており、
佐藤さんとは比較的長く話していた。



彼とは2000年の表参道画廊の個展以来の付き合いで、表参道画廊の同じ敷地の左端の小さな画廊が時爆爆弾画廊(名前が違うかもしれません、)
こんなニュアンスの名前のギャラリーのオーナーだった。


その時感じたのは、アートの感覚はとんがっているけど、人間としては人の良いやや饒舌なお兄ちゃんで、
ずいぶんとアートのことやら恋愛のことやら語り合ったものだった。



数年後、個展の案内状が画廊主としてはなく、作家としてきて、伺ったら、佐藤さんは変わっていた。



まずにこりともしないで
天井の桟を指差した。



(浜田さん、これ双子の、僕の兄弟なんです。」
指刺す方を見上げたら、ギャラリーの天井に近い桟に
ブリキでできたベラベラの身長15センチほどの、ブリキのお人形が腰掛けるように座っていた。
ギャラリーにはとりたててほかの展示物はなく、今回の個展は
その双子の兄弟とおっしゃったブリキのお人形が展示物のようだった。



私は
発言に困り、すぐさまギャラリーを出てしまった。



それからまた数年経って、また佐藤さんから連絡があり、今は茅場町でまた違うギャラリーをやっているので、
はまださんうちで個展をしませんか?ということだった、
久しぶりに連絡をくださった佐藤洋一氏は、
個展でお会いした時よりは目は笑っていなかったけど、少しは社会人のように振る舞われていた。
わたしには佐藤さんの変化に若干の不安はあったものの、承諾した。



そして
実際の私の個展では大変な労力と、細やかな愛情をかけてくださって、最高のギャラリーオーナーだった、





しかし気になったのが
親しく話しているとひっきりなしに携帯がなることだった。
その度に失礼と言って席を立たれるのだけど
あまりに多いので
サラ金とかに手を出したのかと心配した。
あとでわかったけど
それは女性からの連絡だった。
そんなこんなの中で彼が目をキラキラさせて言ったのが
浜田さん、俺この人の作品、最高にカッコ良いと思うんですよねーという作品だった。
それは日本の女性のアーティストの作品でロバだかヤギだか忘れたけれど
まるで首吊りのように
天井から吊る下がっているインスタレーションだった。
浜田さん、これ、最高にカッコ良いでしょ。
私は
ヤギならばよけい、宗教的な意味合いも出てくるので
デリケートな作品なので
佐藤さんには賛同しかねた、
第一
天井から釣ってあるの不気味でコワイ。
私は返事に窮し、そ、そう?そうかなとしかいえなかった。
そんなことがあっても個展はなんとか無事終了し
佐藤さんは
その後、年明けにいきなり
タバコもお酒もやめる決心をしますという宣言をmixiで唐突にした後、
mixiの記事自体も
削除してしまった。
私は自分の個展の直後だったので記録がなくなってしまったことに酒って
なにが起きたのだろうと
心配になって電話したが何回鳴らしても出なかった。
同時に
私の学校の先生でもあり、今後佐藤さんと共に仕事をしていきたいと佐藤さんが希望に満ちて話していた
現代美術家の高山登氏から
佐藤さんが
自死されたことを聞いた。
芸大院生のグループ展のさなかに
皆さんの作品を飾って有る部屋の天井て
自らが、首をつって大好きな作品と同じような形態で自殺された、、、、
これは
芸術家気質の男の人の
究極の最後なのではないだろうか。
自分死すらか作品になり
作品となって生をおえる、、、、
三浦春馬さんの自死を聞いたときに
なんとなく
アーティストとしての死に様を見せていただいたというか
自分の死すら作品にして
自分の生の証とするような、
なにか
アーティスト的なものを感じてしまった。
私にとって
この二人は同類だ。
別に生きてるだけでよかったのに。
佐藤洋一氏も三浦春馬氏も合掌です。







制作、仕事、家の事、、、、と日々時間に追われて生きている私ですが、忙しくなればなるほど時間が光の粒々のように感じられて、輝きだします、、、ぼんやりする一瞬も含めて一分一秒が濃密になって、輝きだすんです。
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