
アジョシのウオンビン

アジョシ、いいです。
この映画、自分の中ではレオン、キルビルに続いてビッグスリーの中に入ります。いやむしろ一番かも。
映画館で見れなかったのが悔やまれます。しかし来月上映するところもありそうだ。未見の方はまず映画館で見る事を勧めます。

この優しげな、武術なんか関係ありませんみたいな男の人、が実はものすごく強いんです。これって古くはブルースリーからのアジアのアクション映画の定番でしょう。服を着てるとただ痩せてるだけみたいのが、痩せてるだけでなく貧相みたいのが、実はばりばりの鋼のような筋肉だったりして。これはしなやかなアジアの男の人だからできる特権でしょう。着やせして見えるけど実はばりばり~~みたいのは、何かそれが男性でも女性でも人間の本能をくすぐります。

ほら。
ちょっと怒ってきた。でもまだ抑えてます。

決意の元に髪きってます。

このシーンは多分映画史に残るな。
バリカン使って髪切って戦闘体制に入ると、まったく別人です。この振り幅。

間髪入れず銃の点検してます。
実は元秘密諜報員という設定ですが、昔の勘を取り戻すかのように銃をかしゃかしゃさせるシーンがたまらないです。鳥肌たちます。

怒りと悲しみが蓄積され、かろうじて抑えている顔。でもまだ人の形を保ってます。

あまりにも絶望しすぎて、壊れる寸前の虚無の顔。

もうどうともなれというように炸裂してます。綺麗な人の戦闘シーンは、美しい分凄みが増します。
ウオンビンて演技力あるんです。だからイケメンもアクションも軽くなんないんです。リアリティ。
私は、この映画を作った監督さんが、感情を大げさにしないようにしたという処に、センスを感じます。
そう、この映画、映画的センスが抜群にいい。
主人公に美形を使ったのも、殺陣シーンが切れがいいのも、悪人の行動や会話も、しゃれててるていうか、映画という世界の輝きを持っています。



こういう小物、
ディティールもスパイスが利いてます。そしてそれが重要なキーになっていくのです。


スチールは静止画なのでウオンビンの魅力が今一かもしれません。
ウオンビンは、良いアクターには必ず備わっている、一瞬に感情が凝縮して燃え上がる表現が出来る人です。
そのテンションがたまりません。
アジアからブルースリーにつぐ、ビッグスターが出たと確信します。
ぜひみてみてください。
ジャンル違えど、クオリティ高い表現作品見ると、元気がでて力が湧きます!
私もがんばろう。
ホームページ更新しました。
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