
2012年日本の秋6

こないだ野田首相が国際的な舞台で隣の大国の首相とやり合ったのは記憶に新しいと思います。
日本人(私)の意識は、
国際紛争は平和的に解決するべきだ。
そのための国連であり、国際法である。
だから尖閣問題も国際法で判断されるべきだ。
と思っていました。
国連というのは、世界中の国の理不尽なもめ事を緩和する機関だと思っていたのです。
でも調べたら中共は全然違うのです。
え?どう違うかって?
現在の国際体制は、第二次世界大戦の戦勝国と敗戦国の構成である。
敗戦国は戦勝国に逆らってはいけない。
日本だってアメリカの奴隷となっているだろう?
国連とは戦勝国体制という意味だ。
(日本語訳では日本人が騙すかのごとくニュアンスの
「国際連合」となっていますが、
原語は The Uniteted Nations =連合国という意味です。
英語の表記は同じままです。
日本語訳だけが終戦後「連合国」→「国際連盟」となってます。)
日本が永遠に常任理事国になれない理由だ。
国連とは戦勝国連合国体制の意味だからだ。
従って戦勝国体制は国際法の上位にある。
敗戦国であり永遠に常任理事国になることのできない日本は、
戦勝国常任理事国である中国に対して、
国際法を盾に領土を主張するのは勘違いも甚だしい。
これは国連での中共外務大臣の発言です。
野田総理の「国際法に基づき」発言の応酬部分です。
【ニューヨーク=黒沢潤】中国の楊潔チ外相は27日夜、国連総会で一般討論演説し、沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権を主張した。この際、中国はこの問題を歴史問題と主張、「(日本が尖閣を)盗んだ」などと強弁した。
(略)
また、日本政府による尖閣諸島の国有化は、「中国の主権に対する重大な侵害」であり、戦後の国際秩序を大きく乱すだけでなく、「国連憲章の目的と精神に合致しない」と強く批判した。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120928/erp12092811270003-n1.htm
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この最後の3行の意味は、
つまり、敗戦国は戦勝国に逆らうなという意味です。
は?確かに日本は負けたけど、敗戦国は国連のかやの外なんですか〜〜〜〜?
国連とは戦勝国体制の意味だなんて知らされませんでした。どどどどうしましょう。
そして数日前のロシアのネットに乗っていたニュースです。
反日統一共同戦線を呼びかける中国
中国の著名な専門家は、中国と同様、日本と領土問題を抱えるロシアと韓国に対し、反日統一共同戦線を組むことを呼びかけた。この共同戦線は日本の指導部に対し、第2次世界大戦の結果を認め、近隣諸国への領土要求を退けさせることを目的としている。
14日モスクワで行われた露中韓の三国による国際会議「東アジアにおける安全保障と協力」で演説にたった中国外務省付属国際問題研究所の郭宪纲 (ゴ・シャンガン)副所長は、こうした考えを明らかにした。郭氏は、日本は近隣諸国との領土問題の先鋭化に意識的に対応し、第2次世界大戦の結果を認めないことを見せ付けたと強調している。郭氏は対日同盟を組んでいた米国、ソ連、英国、中国が採択した一連の国際的な宣言では、第2次世界大戦後、敗戦国日本の領土は北海道、本州、四国、九州4島に限定されており、こうした理由で日本は南クリル諸島、トクト(竹島)、釣魚諸島(尖閣諸島)のみならず、沖縄をも要求してはならないとの考えを示した。
こう述べる郭氏は、中国、ロシア、韓国による反日統一共同戦線の創設を提案している。日本に第2次世界大戦の結果を認めさせ、近隣諸国への領土要求を退ける必要性を認識させるために、この戦線には米国も引き入れねばならない。一方で郭氏は、領土要求を法的に退けることについては、日本と新たな講和条約を結び、そのなかに書き入れられねばならないとしている。郭氏は、51年にソ連と中国の承認なしに締結されたサンフランシスコ講和条約は内容が古くなっているとの見方を示し、それにかわるものとして新たな講和条約が結ばれなければならないと語った。
モスクワ国際関係大学国際調査センターの専門家であるアンドレイ・イヴァノフ氏は、会議での郭氏の発言は、参加者の反応をさぐるために投げられた「爆弾発言」として受け止められたとして、次のように語っている。
「反日統一共同戦線を創設し、日本政府に対し新たな講和条約を結ばせるという提案はセンセーショナルなものといってよい。これがしかも中国外務省に属する大きな研究機関の副所長であり、中国外交政策の策定にかかわる人物の口から飛び出した。提案は一方では中国のある専門家の意見であり、別の見方をすれば大なり小なり中国指導部の感じるところを反映しているといえる。」
この「爆弾発言」にロシアの専門家らはまず、冷静な反応を見せた。ロシアは論争問題を対立関係をつくることで解決することには反対の姿勢をとっている。
ロシア政府は日本との領土論争においては感情の高ぶりを押さえ、まず互恵的な経済協力を第1に進める方策を採るようになって久しく、しかもそれは成功を納めている。では韓国の反応はどうなるかだが、これについてはなんとも言えない。イヴァノフ氏は韓国の立場については日本がどれほど強硬にトクト諸島の領有権を主張するかによって決まるだろうとの見方を示している。現時点で言えることはただひとつ。郭氏のイニシアチブが物語るのは、中国の新指導部は領土論争において日本と、いや日本だけでなくほかの国とも最も強硬な立場を貫く構えであるということだろう。
http://japanese.ruvr.ru/2012_11_15/94728921/
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この記事からわかることは以下です。
・ロシアは知恵が深いのでさすがに慎重ですが、
・同盟国ロシアへの打診のこの内容は中共の本音でしょう。
・新しい講和条約とは、新しい戦争も辞さないということです。
・中共はアメリカを巻き込んで調整しなければならない認識です。
だからロシアも仲間にしているということです。
これぞ the United Nations 。
戦勝国間で再び日本の扱いを協議したいと中共が動き出しています。
以上、:まる(=・3・=)ぞうさんという方のブログからの、転載です。
http://maruzo3.blog45.fc2.com/blog-entry-1186.html</span>">http://maruzo3.blog45.fc2.com/blog-entry-1186.html
私は今まで、無関心と言う名のもとに生きていました。しかし、今しれば知るほど、日本どうなっちゃうのだろうと思います。
とりあえず、この美しい景色や、美しいたしなみを持つ日本の人を大切にするような人を、今回の選挙では選ばなければならないと私は思ってます。
2012年個展SANSUI-大地への祈りー
http://artanne.blog68.fc2.com/blog-entry-864.html</span> ">http://artanne.blog68.fc2.com/blog-entry-864.html
http://sokei-ob.com/archives/2012/120724_hamada.html</span> ">http://sokei-ob.com/archives/2012/120724_hamada.html
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