
2012年日本の秋7 日本はドラクロアのメディアみたいになってはいけない


これは19世紀フランス・ロマン主義の偉大なる画家ドラクロアの
怒れるメディア(激怒のメディア)
(Médée furieuse) 1836-38年 260×165cmという絵です。
260㎝高さ165cm幅ったらかなりでかいです。
絵のテーマのお話
ギリシア神話に登場する英雄イアソンが王位を継ぐ条件としてコルキス国へ遠征(黄金の羊皮の探索)の際に助けを受け、また互いに恋に落ちた魔女≪メディア≫とコリントスへ逃亡した時、同地の王女グラウケーに心変わりした英雄イアソンに激怒し、己のイアソンとの間に生まれた二人の子供に手をかけようとする場面を描いた作品である
(※ただし現在ではこのメディアによる子殺しは古代ギリシアの大詩人エウリピデスの脚色であるとも考えられている)。
画面中央やや右側に描かれる魔女メディアは(イアソンへの復讐心を顕著に感じさせるかのように)後方を振り返りながら嫉妬と狂気の炎を宿した瞳を大きく見開き、両手で二人の子供を抱えている。
左手には短刀が力強く握られており、今まさにそれを子供たちへ突き立てんとしている様子である。
メディアに抱えられる金髪の子供は頬を紅潮させつつ、その目には涙を溜めて必死に逃れようとしており、黒髪の子供は母メディアの手にする短剣に恐々とした視線を向けている。
気性の激しさでも知られるメディアの狂気だけではなく、夫イアソンに対する情熱的なメディアの感情性や、その感情への裏切りに対する冷酷なメディアの性格なども見事に表現される本作にはドラクロワのロマン主義的特長がよく示されている。なおオパリのルーヴル美術館やベルリンの国立美術館には本作のヴァリアントが所蔵されている。
私はこの絵をじっとみていると、今の日本はこういう風に感情的に、浅はかな事をしてはいけないんだとお腹の底から思います。
隣の大国や、むちゃくちゃをしょっちゅう言うk国やら、守ってやってもいいけど、お金をもっとうちらに使ってくれないと、こちとら国民の命かけてお宅ら守るわけだし〜と、条件出してくるアメリカさんやら、周りが緊迫しているのが今の現状と思います。
そういう時にこそ、落ち着いて、母なる日本、慈愛のある日本人という穏やかな私達の姿を、毅然としてみせて行くべきだと思います。
また、毅然と落ち着いて、日本が大好きで、政治に取り組める議員さんを選べるチャンスが来たのだと思います。
気違い女にになっちゃダメ、日本。
2012年個展SANSUI-大地への祈りー
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